設立趣旨 ①
研究所の設立趣旨 ①
全人的健康の推進
私達、人間性探究研究所は全人的健康を推進するNPOです。
近年、こころのトラブルが大きく取りざたされています。
「健康」で「優秀」とされていた人材が、知らぬ間にウツに蝕まれ、第一線から降りざるを得ない事態。最悪は自殺・・・・・。このようなことが日常茶飯事に私たちの周りで起こっています。
そんな中、こころのトラブルへの予防や対処法を模索して脚光を浴びだした心理学や脳科学など、こころを知ることが異常なほどの関心をもって茶の間に迎えられています。
しかし、こころのトラブルは「知ること(知識)」だけで解決に向かったのでしょうか?
私達は、様々な要素が絡み合ったものを一概に決め付けるわけにはいきませんが、こころのトラブルが大きな社会問題にまでなった根本原因はいのちの免疫力低下にある、言い換えれば、現代人のからだとこころの免疫力低下にあると考えます。
私達は、「免疫力の高いからだに免疫力の高いこころ」の根幹をなす、「整ったからだと整ったこころが両備している状況」、即ち「パワフルにいのちが躍動する状況」を「全人的健康」と称し、人生の土台となるべき最も重要な要素と捉えています。全人的健康という土台の上にのみ、本来の持てる自己の能力をいかんなく発揮することができ、何をもっても崩されることの無い堅牢な自己実現をかなえるものと考えるからです。
では、全人的健康に指向する、その起点となる「整ったからだと整ったこころ」を得るにはどうしたら良いのでしょうか?
現代人は「知ること(知識)」からトラブル解決の糸口を探ります。しかし重要な点はその後の過程、知り得た知識を自らの体で体感し、そこからの気づきを体質化にまで至らしめるプロセスが、なによりも肝要であると考えます。
私達は、その為の実践的ポイントが3つあると考えます。
第1に、からだを整えるために動物本来の基本姿勢を身につけること、第2に、こころを整えるために、常時、自己のこころを映し出す自覚的意識を養うこと、そして第3に、からだとこころの架け橋役としての呼吸を整えるために横隔膜呼吸を習慣化することです。
現代社会の価値観では見落としそうな、これら3つのポイントがシンクロナイズして、始めて、全人的健康の実現に向けて始動しはじめるのではないかと考えます。最先端科学から得られる知識と、三千年にわたり醸造されてきた東洋の体験的智慧とが一つになった瞬間です。
その、全人的健康への階梯を一歩一歩上って行きます。自分のこころの状況を自己診断し、自覚的意識のレベル判定を受け、上記3つの実践的ポイントを日常生活の中で実践する。これらのプロセスをスパイラルアップさせていく事により、全人的健康のレベルがぐんぐん高まっていくのです。
これら一連の方法を、当研究所ではマインドトーク洞察(諦観)法と称し、全人的健康を実現するための有効な方法だと考え推進する活動を行っています。