マインドトーク洞察法とは

マインドトーク洞察法とは  

1.「ホリスティックヘルス」を実現するものです

私達は「ホリスティックヘルス」を推進するNPOです。

「ホリスティックヘルス」、言い換えれば身体的にも精神的にも健康であることは、それぞれの人生の土台となるべき最も重要なことです。その土台の上にこそ、本来の持てる自分の能力をいかんなく発揮することができるようになり、何をもっても崩されることの無い、堅牢な自己実現をかなえるものとなるでしょう。

「ホリスティックヘルス」へのポイントは3つ有ります。第1に「からだ」を整えるために「本来の自然な姿勢を身につけること」、第2に「こころ」を整えるために「自覚的意識を身につけること」(心理学・唯識学・脳科学に学びます)、そして第3に「からだ」と「こころ」の架け橋役である「呼吸」を整えるために「横隔膜呼吸を習慣化すること」です。

それらを体得するための方法を、当研究所ではマインドトーク洞察法と総称しています。

 

2.「こころの自己管理能力」を高めるものです

「ホリスティックヘルス」に向けて「こころ」を整える。これは、具体的には「こころの自己管理能力」を高めることを意味します。

我々は、日々、様々な精神的葛藤を抱きながら活動しています。健康、金銭問題、家族や社会での人間関係、突発的な出来事、災難など、日常生活にかかわる全てのゴタゴタがその葛藤を引き起こすきっかけとなります。しかし、同じような状況に遭遇しても、その受け取り方や対処の仕方は各人各様です。如何なる場合にもひょうひょうとして全てに感謝し生き生きと生活をエンジョイしている人、何事にも果敢に立ち向かっていく人。かたや、怒りや憎しみのあまり鬼のように狂乱の舞台に飛び出してしまう人、不運の神に取り付かれてしまったかのようにジッと不安や恐怖に耐え悲劇のヒロイン、ヒーローを演じてしまう人・・・・・・。これは、心の内で起きる物事の受け取り方や対処の仕方、言いかえれば「こころの自己管理能力」の差が、そうさせると思われます。

ところが我々は「こころの自己管理能力」を学校で学んだことがあるでしょうか。

現代は知識偏重型社会と言われるように、教育も社会の価値観も知(知識)に偏り過ぎ、こころの領域である情(感情・情動)、意(意志・意欲)への関心は低いようです。仕事、学業、生活などの全てにおいて、結果や成果のみを追求される社会では、いくら頑張っても結果がでなければ評価されません。人間の根本的な「評価されたい」という欲求は、常に満たされることがなく、こころを管理するすべを知らない人は路頭に迷うばかりです。こころの自己管理能力無くして、本来の自己の知性や能力を充分に発揮することはできません

「マインドトーク洞察法」は、こころの自己管理能力を高めるトレーニング法、いきいきと自分らしく生きるための方法です。

 

3.「古くて新しい実践法*」です

「ホリスティックヘルス」への志向は、古今東西共通のものです。ただ、これだけ人類共通の思いの割には、決定的な方法論が存在しなかったのも事実です。

マインドトーク洞察法は、最先端科学領域(心理学・脳科学など)から導き出される知識と東洋の智慧(唯識学、行法など)を学ぶことにより、人とは何か、生きるとは何か、こころとは何かなどに気づき、合わせて日々のトレーニングで心身の自己管理能力を高め、ひいては他者への「いつくしみのこころ」をも育てていくという、「ホリスティックヘルス」社会を志向する技法にもなります。

具体的には, カバットジン博士が実践法として開発した「MBSR*」に日常生活に密着した実践法を付加し、新たに、こころの認識法としての「マインドトーク洞察シート」、こころの判定法としての「こころの自己管理レベル判定法」を加えた汎用性高いプログラムを使用し、「認定指導者*」のもと、お互いに支え合えるメリットも生かした25名程度のグループ学習によって行われる技法です。なおこの技法は、心理学分野で注目を集めている「マインドフルネス&アクセプタンスを実践するための具体的なトレーニングプログラム」ともなっています。

 

 

*「古くて新しい実践法」:詳細は『大乗禅20071112月号』の論文「『東洋思想・行法の再構築』への可能性」北山喜与・著をご覧下さい。

*「MBSR」:ジョン・カバットジン(1944年~)は、アメリカ・マサチューセッツ大学医学部付属病院で、4,000件に及ぶ症例を基に、患者が直面する難病や死に対する「MBSRストレスへの対処・緩和プログラム」を開発しました。その後20年以上に及ぶ臨床実績をもって、公立の小中学校での教育、犯罪者の更生教育、スポーツ選手のメンタル教育などにも応用し、成果を上げています。プログラムの根幹は東洋思想・行法の要諦であり、「いま・ここの、一瞬一瞬を生きる智慧」を手法化したものです。

*「認定指導者」:研究所の「マインドフルネス検定」審査会によって認定された者を言います。

 

 

カテゴリ