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第13回マインドフルネス茶話会 関西

2016年10月15日茶話会
 
参加者6名 

1 座禅(15分)
 
2 「信心銘」素読。信心銘は難しい用語ではなく当時の日常語でかかれており、繰り返して読むことで腑に落ちるようにわかるというお話がありました。
 
3 近況報告など
参加者の近況や感想、マインドフルネスの話題など先生の解説をまじえたお話となりました。
陶芸、美術、唯識論とメタ認知の関係、理論だけではなく体を動かしたマインドフルネスの実践、骨のボディースキャンなどかなり専門的な話題があがりました。
 
次回の茶話会は、12月17日(土) 午後4時から6時の予定です。

第12回マインドフルネス茶話会 関西

2016年8月20日茶話会

酷暑の中、正雀の人間性探求研究所に集まられた方々は初めての方4名の計11名と、比較的、多人数での茶話会開催となりました。

 

前半は恒例の約10分間の座禅と信心銘の素読の後、今回は北山先生が信心銘の解説を少ししてくださいました。

 

そして、北山先生と目が合った参加者が信心銘の一節ごとの意味を、マインドフルネス的に自分の言葉で説明するという、緊張ありの一瞬、一瞬でしたが、勉強になりました。

 

後半1時間は、簡単な自己紹介の後、マインドフルネスとそのエビデンスの件、“視覚と触角への注意による動きの変化”のデモンストレーション、座禅で息を吐くときに仙骨から感じるのがうまくできない等、参加者が思い思いの内容についてゆるーくお話しし、経験や知識を共有する穏やかな会となりました。

 

第11回マインドフルネス茶話会 関西

2016年6月18日茶話会


参加者6名

1 座禅(15分)

・参加者が円になり、その中心に花瓶の花を置いての坐禅を行いました。 

 

2 「信心銘」素読。マインドフルネスに沿って内容を理解。次回も予定。
 
3 近況報告など
・大学で仏教の勉強をされている方からの近況報告、感想、マインドフルネスとの関係などが話題になりました。
また、マインドフルネスになりきれない時への対応、体の感覚に集中する話、書籍「第三の脳」などが話題としてあがりました。
 
次回の茶話会は、8月20日(土) 午後4時から6時の予定です。

 

第10回マインドフルネス茶話会 関西

 

2016年4月16日茶話会

 

参加者9名

 

1 座禅(15分)

・参加者が円になり、その中心に花瓶の花を置いての坐禅を行いました。花に集中することなく、

ただ漠然と全体を見ながら行う坐禅で、日常生活でのマインドフルネスに通じる方法との説明でした。

 

2 「信心銘」素読

信心銘の中にある「信」とは信仰の意味ではなく、マインドトークに翻弄されない本当の心をさしている。

信心銘にはマインドフルネスのヒントが示されており、内容を理解をしていきましょうとのお話がありました。

 

3  近況報告など

写真の構図、マラソンなどの趣味の分野で意識の持ち方、言葉が通じない外国人とのコミュニケーション、仕事からの意識の切り替え、診療、教育分野での経験が語られました。

 

ボディワークで体の声をきくことの大切さが改めてわかった、体を理想の型に合わそうとして、かえって座禅がやりにくくなっていたという気づきのお話もありました。

 

次回の茶話会は、6月18日(土) 午後4時から6時の予定です。

 

第9回マインドフルネス茶話会 関西

 

2016年2月20日(日)正雀研修所において、第9回マインドフルネス茶話会 関西が開催されました。参加者は9名で、その内1名は研修中の方であり、また愛知県から参加された方もおられました。

 

当日は、まず坐禅15分と「信心銘」の素読、自己紹介を行った後、フリートークに入りました。

 

今回のフリートークでは、「マインドフルネスとは?」「瞑想とは?」というテーマを中心に活発に意見や自己の体験が話されました。

 

「マインドフルネスで幸せになりたい」という人や、瞑想への思い込み、期待感が大きい人、「瞑想すればストレスがなくなる」と考えている人などにどう対処していけば良いのかについて色々な意見が出されました。その後北山先生からは「瞑想とは何かという原点に立ち返って、まずは自分で検証してみてほしい」との提案がなされました。

 

そこで全員で瞑想となにかについて考え、

 

・一点集中。

・気づいている状態が続いていること。

・気づいている状態を日常生活で保てるようになるための訓練の基本。

・自分を見続けて、客観視して、行動や社会のことも気づいていき、自分も成長していくための手段。

・瞑想は目的ではなく手段では?

 

など様々な意見が出されましたが結論は出ずに、次回までの宿題となり閉会となりました。

 

今回の茶話会は、「マインドフルネス」や「瞑想」という普段何気なく使っている言葉の本質的な理解がまだまだ不十分であり、実践を通して理解を深めていく必要性を再認識させられた意義深い会でした。

 

 

第8回マインドフルネス茶話会 関西

 

2015年12月27日(日)に催されました。参加者は8名でした。

 

当日は、以下のとおり進行いたしました。

 

1 座禅(15分)

・通常、面壁坐禅を行うが、今回は参加者が円になり、その中心に花瓶の花を置いて、そ

の花をただぼーっと見つめながら坐禅を行った。一点に集中することなく、ただ漠然とも

のを見ながらの坐禅は、常にものが動いている中での日常生活につながる坐禅である、と

の説明。

 

2 「信心銘」素読

・信心銘のことばには、理解がすすんでいない段階で読むには、わかりにくいものも多く

含まれているため、現時点であまりことばの意味にとらわれずに、読んでおくのがいい。

・特に、どのことばがわかりにくいか、といったポイントの説明。

 

3 近況報告など

・11月に、マインドフルネス専門家合宿講座が行われたので、参加された方から、その内

容や、感想などの報告。

・ご自身の体験として、腫瘤摘出手術を受けられた。その際、担当医から「悪いものの可

能性もある」といった説明があり、検査結果が出るまでの何日間か、不安を抱えながらも

、マインドフルな考えで、おだやかに過ごすことができた。

・初参加の方がおられなかったこともあり、来年の茶話会、合宿の日程などについて、話

しあいを行った。

 

また、茶話会の後、忘年会も行い、楽しくしゃべって飲んで大いに親交を深めました。

 

次回の茶話会は、2月20日(土) 午後4時から6時の予定です。

 

 

第7回マインドフルネス茶話会 関西

 

2015年10月25日(日) 正雀研修所において、第7回マインドフルネス茶話会 関西が開催されました。参加者は、8名で1名は初参加の方でした。

 

当日は、次のような進行で進みました。

 

①座禅(15分)

②自己紹介を兼ねた近況報告

 

・日々起こる出来事に、マインドフルに対応している。

 

・支援の仕事の中で、相談者の話の聴き方が変化してきた。

 歌を歌う際の感覚に違いが起こり、声が出やすくなった。

 

・アメリカで演劇を学んだ知人から、演技の壁にぶつかった時に老子を勧められ、「今ここ」に注意を払うことで演技の壁を乗り越えることができるようになったと教えてもらった。マインドフルネスに繋がっていると感じた。

 

・家庭の中で、怒りを感じたことに気づくことで、その後の行動を選択することができるようになった。

 

・自身を客観視している自分を感じることが多くなった。

 

・瞑想中に、対象物がクリアに見えることがある。

 

・身体に痛みが出る人は、マインドトークが出やすいように思う。痛みから不安に変化するので、そんな自分に気づくことが大事だと思った。

 

・日常の何でもないことが、凄いことのように感じる。

 

 

③「信心銘」素読

 

④フリートーク

初参加の方より質問

「実際にどんな形でマインドフルネスを実践されていますか」

 

・日常のすべてをマインドフルネスに行っている。

 

・日常で行う中で、マインドフルになりにくい日もあり、それで体調がわかる。

 

・技法だけでなく、マインドトークを直視する力を養うことも大事。

 

 

次回は、12月27日(日)午後を予定しています。その後、忘年会も開催予定です。

第6回マインドフルネス茶話会 関西

 

2015年8月23日(日) 正雀研修所において、13名が参加してマインドフルネス茶話会 関西が開催されました。うち、初参加の方が2名でした。

 

午後から、マインドフルネス道説明会があったため、開始は午前10時。プログラムは、いつもの通り、①坐禅(15分間) ②『信心銘』素読 ③フリートーク としました。

 

フリートークについては特にテーマを決めずにお話しいただきました。各参加者が、自己紹介ならびに マインドフルネスに関するご自身の実生活での体験、日々の感じたこと、受講のきっかけなどをお話しいただきました。

 

中でも実生活での経験に加え、やはりご自身の仕事と関連したお話が多く出ていました。その内容を簡単にご紹介すると、

 

  • 仕事でクライアントを抱えておられる方

だんだんと自身の生活から、クライアントのため、さらにはライフワークとしてマインドフルネスを考え、取り入れられるようになってきている。

 

  • 障害を持つお子様の親御さんと接する方

職業上、大きな不安を抱えて過ごしておられる親御さんとの関わりの中で、マインドフルネスとしての取り組みが活きている。

 

  • トレーニングに関わっておられる方

「腕をあげよう」とすることと、「腕があがっていることを感じる」ことでは、腕の筋肉の使い方、緊張状態がまったく違う。動かす、という作為的な動作ではなく、動いていることをただ「みる」ことが大切。

 

  • その他

・他者との関わりの中で、「ことばで人をいいくるめよう」という気持ちがなくなってきた。

・自分の考えが正しいというマインドトークを消し去って、自身の経験を押しつけないように、接するようになった。

・クライアントさんへの提案として、坐禅・瞑想などをいきなり強制するのではなく、まずは「立ち止まる」ことを提案している。

・ことば、本での理解も大切な部分ではあるが、やはり実践が第一。ただ、みて、信じることが大切。

 

といった声がありました。非常に気づきの深い茶話会になりました。

 

次回は、10月25日(日)を予定しています。

 

※写真は、フリートークの様子(上)と午後に開催されたマインドフルネス道ガイダンスで「マインドフルネス・リズムダンス」を体験する様子(下)

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